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不妊迷子の治療の記録

不妊治療(男性不妊、着床障害)の記録を、当時書き溜めていたメモをもとに振り返っています。治療の進捗が、そろそろ追いつくかも。

2人目3周期目 DLC 陽性判定後 BT23の診察、杉WCに連絡

2017年3月


3.13 BT23 胎嚢14.5 心拍確認できず

         胎芽、多分これかな、というのある

        リング見えた

        胎芽は1ミリあるかないか、とのこと

        来週心拍見えたら紹介状書く

        エストラーナは2枚、1枚、1枚、1枚と貼って終了

        デポ注射 

        来週は月曜祝日、火曜院長不在のため水曜に。


        杉WCにTel。

        再検査可能か聞く

        ヘパリンするかしないか、明日また返事する

        



回顧録



胎嚢確認から1週間、寝ても覚めても心拍のことが頭から離れずそわそわして落ち着かない毎日だった。


稽留流産のときは、BT25で心拍が見えなかった。前回妊娠のときはBT23で見えた。次の診察はBT23。どうか見えていてほしい…。

けれどその願いとは裏腹に、検査薬の反応が鈍くなっているように感じる。もうそんなことがあったら居ても立っても居られず朝も夜も検査薬をして、反応に一喜一憂。結局チェックワンにチェンジして、反応を見て落ち着く。気持ちが乱れるのならやめればいいのだけど、胎嚢確認後に検査薬をやらなくなって稽留流産した経験があるのでやめられず。とにかく振り回される日々。

この時期、赤ちゃんが育っているかなんてどうやっても分からないので余計な心配ばかりがわいてくる。体調は、朝にあった胃もたれのようなムカつきが軽くなっている。下腹部に痛みや違和感はない。お腹もあまりはらなくなった。おへその下の奥の方が射し込むようにチクチク痛むことがあった。…これだけ羅列してみると不安だらけ。他にも眠気、寒気、火照り。眠気は産後は睡眠不足でずっと眠いからな…。寒気は調べると流産の兆候って出てくる…不安倍増(;´д`)火照りに至っては寒気予防に厚着しすぎなのかも…。

体調があてにならないので、いい予想などできずマイナスのことばかり考えてしまう。

着床はしてくれた。それ以後うまく育っていないと考えると、プロテインS活性が下がって血流が悪くなったからなのか、それとも染色体異常など赤ちゃん側に何か問題があったのだろうか。もしプロテインSがまだ間に合うのなら、ヘパリンでもなんでもやるから持ちこたえてくれないだろうか…。などとずっと考えている。

こうやってあかちゃんのことばかり考えていると1日1日が全く過ぎてくれない。今まではスマホ片手に色々調べていたのだけど、BT23を調べても、心拍のことばかりで、それを見ているといい予想などできないので調べるのはやめた。

そうするとますます時間が過ぎてくれない。月曜の診察だったのに、火曜の夜にまだ2日しか経っていないことに発狂しそうだった。早く次の月曜になれなれなれなれと念じる長い長い1週間だった。


さて、気持ちが全然ニュートラルでないままBT23の診察日。

内診に呼ばれると、鼓動が跳ね上がった。もうほんと、こんなに緊張したことはないってくらい緊張した。手が震え、身体が強張る。でも妙に落ち着いていて、動画スタンバイしながら待っていた。

モニターには胎嚢が。14.5ミリ。リングがぼんやり見えた。院長曰く、「このへんが赤ちゃんかな」とリングの上の方を指す。胎嚢のみの測定で、心拍確認できず終わる。

もう、涙が出そうだった。内診室出るときに、稽留流産したときの記憶が蘇り、泣くのを必死でこらえた。あのときはBT25で見えなかったわけで、今日はBT23だし、リングも見えたのだから、きっと大丈夫だと思い込んだ。


診察室に呼ばれると、院長はいつものように淡々と話す。

「胎嚢も育っていたし、赤ちゃんは画像じゃ見えにくいけどこのへんね。1ミリあるかないか。来週心拍見えたら紹介状書くから産院決めといて。」

心拍が見えずに落ち込んでいるのに、「紹介状」だの「産院」だの言われ気持ちが追いつかない。えっ、これって順調ってこと?

私「今日心拍が見えなかったのは…」

院長「週数から、見えなくても問題ない」

と…。


前回妊娠したときは、BT23で胎嚢14.4、胎芽1.4で、心拍は拾えないけどあった。

稽留流産のときは、BT25で胎嚢18.3、胎芽の影がぼんやり写ったのみで、リングが見えたのは後々の診察BT32。

今回は、胎嚢も育って胎芽もちらっと見えたし、リングもあったからいいってことなのか。院長は、順調でなければいいことは言わない。安心していいのか?紹介状の話をするってことは、順調に育ってるって受け取っていいのか?

でも稽留流産したときも、院長最初はこんな感じで、来週ね、みたいにさらっとしていた。そして次の週には険しいお顔で「厳しい‼︎」って言い放たれたんだったな…ますます不安。

看護師さんに心拍見えないのは大丈夫なのか聞くと、院長は特にカルテに何も書いてないし次回が1週間以上空いているので大丈夫と言われる。

待合室で、BT23で心拍が見えなかったけど無事出産できた人はいないかと、スマホで調べようと思うが怖くてできない。


そうこうしているうちに、調べるのも考えるのもどうでもよくなってしまう。どうもがいたって、どうにもならないのだ。その時がくるだけなのだ。

ある種悟りを開いたというか、開き直ったというか、投げやりになったというか…。

今回こんなに心が乱れたのも緊張したのも、どこかで期待していたから。こんなに心臓に悪いことはない。覚悟ができるように、最悪のことを想定して、心の準備をしていこうと気持ちを切り替える。


それより、今ここで悩んでいるなら胎盤梗塞とプロテインSについて、ヘパリンをしたほうがいいか杉先生に聞いてみたほうがいいのでは?とおもいたつ。


なので早速電話。


電話で分かったこと。

今すぐ検査しても検査結果が分かるのが2、3週間後なので、ヘパリン始めるのは遅い。

杉ではなるべくバイアスピリンでいけるようにしている。

私の場合、胎盤梗塞があったこと、今回プロテインS活性40%だったことでヘパリンも考えたが、第一子が大分大きく生まれたのでアスピリンのみで大丈夫と診断した。

検査と同時にヘパリンを始めて、検査結果でいつ辞めるかを見極めるのも1つの手。

お金と手間と安心料を払って、というところは、患者さん次第。


看護師さんには、この電話では決められないだろうから明日また返事をしてくれと言われ電話を切る。

杉WCの看護師さんは、ほんと〜に親身になって話を聞いてくれ、患者側の気持ちを汲み取ってくれるから、気持ち楽になる。

楽になったが、電話をしながら、ほぼヘパリンに気持ちが傾いていた。

一応、夫に形ばかりの相談。的を得ない返事にイラつくも、やはり私はヘパリンをしたいのだと再認識。

一度ヘパリンを始めたら、もうずっと続けなくてはならない。そしてハイリスク管理下に置かれる。毎週内診あるのは嬉しいけれど、1時間半かけて杉に通うことが果たしてできるか。

お腹の命のために、今の自分ができることはなんだろう。やはり、近々に杉WCに行かなくては。